生き方を変えた、がん克服日記③
コンプレックスを美しさに変える
湘南台メイリー、南辻です^^
(自己紹介はコチラ★)
只今お正月休み中につき、予約投稿にて
がん克服日記をお送りしておりますm(__)m
本日も長文にお付き合いください。
(ここまでは②までをお読みください★)
当時わたしはフリーランスで講師業をしていたので
病気の恐怖よりもお金の心配が真っ先に浮かびました。
週2ペースで通院、
がん患者サイトや本などで情報収集、
医療保険の保証内容を確認、
高額医療費免除申請にスケジュール調整・・。
忙しい毎日です。
がんと診断されてますが、初期の場合自覚症状がほとんどありません。
普通の人と同じです。
アルコールだって飲めますし、ランニングだってできます。
この時期に傷ついた言葉が
「なんだ、元気じゃん」
です。
がん=死んじゃいそうなイメージがあるみたいです。
悪気なくいったのかもしれません。
当時の私は気持ちの余裕がまったくなく、
元気でない状態でいてほしいのかな、と
かなり被害妄想に走っていました。
術後の復帰のめどがまったく不明なので仕事を辞めざるをえません。
これまで築き上げてきたものを失ってしまうことが
本当に苦しかったです。
今思い返すと、
「世の中にはもっと苦しんでる人がいるんだから、
初期のがんの私なんて大したことない」
という気持ちと、
「病気で先行きが不安で押しつぶされそう」
という、ホンネとタテマエの気持ちが反発し合って、
感情を素直に表現できなくなってました。
鼻からバリウム大量に入れたり、
大腸カメラにCT造影、子宮たい癌検査、
体に負担がかかる検査が続きます。
子宮の検査は気絶一歩手前くらいに辛かったです。
その後、都内の有名ながん専門病院にセカンドオピニオンを聞きに行き、
家族のすすめで転院しました。
医師から、胃を3分の2摘出すれば再発の可能性が低いこと、
術式や日にちなどの説明を受けました。
どうやら死ぬことはなさそうだし、
とりあえず、1年後くらいにはある程度普通になれる
ということが分かりました。
帰り道、まっさきに母に電話しました。
助かる、と分かった安堵と、
親からもらった体に傷をつけることになったこと。
複雑な感情がこみあげてきて、
これまで感情にフタがされていたのですが
初めて泣いてしまいました。
私は仕事でもプライベートでも
誰かの役に立ったり、喜ばせることに幸せを感じます。
一方で自分自身が、
苦しい、辛い、等・・マイナスな感情ほど、
ムリして一人で抱え込んでしまいます。
この時の経験と反省から現在は何かあったとき
楽しい、苦しい、寂しい、辛い、嬉しい・・
感情を確認し、それを極力まわりの人に伝えるよう
努力しているところです。
④に続きます。
お読みくださりありがとうございます^^
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